なぜ砂糖が固まる?

なぜ砂糖が固まる?

砂糖が固まる仕組みは、種類により異なります。

 

砂糖は、固まりやすい調味料です。
しかし、上白糖とグラニュー糖では「固まる仕組み」が異なりますので、当然、解消法(戻す方法)も異なることになります。

 

  • 上白糖:乾燥により固まる
  • グラニュー糖:過度な湿気により固まることもある

 

一般的に、砂糖と言えば上白糖です。
上白糖はしっとりした手触りとコクのある甘味が特徴であり、「冬になると固まりやすい」ことは経験的に知っている方も少なくありません。

 

これは、上白糖が乾燥により固まるためです。

 

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上白糖が固まる理由と解消法

上白糖は、乾燥により固まります。

 

上白糖には、糖液が噴霧されています。
上白糖が「しっとりしている」のは糖液(転化糖)の持つ「水分を引きつける作用」のためであり、糖液が噴霧されているからこそ上白糖はしっとりしています。

 

しかし、吸湿性にも限界があります。
乾燥の続く寒い季節には、どうしても乾燥してしまいやすくなりますので糖液が固くなって砂糖全体が固まりやすくなります。

 

上白糖の保存方法は?

上白糖は、密閉容器で保存します。
上白糖が固まるのを防ぐには「乾燥させない」ことがポイントになりますので、乾燥しやすい季節や保管場所の場合には密閉容器で保存する必要があります。

 

当然、乾燥剤は逆効果です。

 

しかし、密閉容器は使いづらいものです。
保存方法としては理想的であったとしても、使い難くては意味がありませんので、固まった上白糖を元に戻す方法を知っておく必要があります。

 

固まった上白糖を元に戻すには?

固まった上白糖は、加湿によって戻します。
その場合、霧吹きなどで直接水分を加えてしまうと「砂糖の結晶が溶けて固まってしまう」ことになりますので、水を入れたカップや濡れ布巾、柑橘類の皮などを利用して過湿するのが一般的です。

 

すぐに使いきれるのであれば、霧吹きを利用しても構いません。

 

温めても解れやすくなります。
しかし、オーブンや電子レンジを利用する方法は「糖液の膜を一時的に柔らかくしている」にすぎませんので、冷えると元に戻ってしまいます。

 

温める方法では、根本的な解決にはならないということです。

 

グラニュー糖が固まる理由と解決法は?

グラニュー糖は、湿気により固まることがあります。

 

基本的に、グラニュー糖は固まりません。
これは、グラニュー糖には「液糖によるコーティングがない」ためであり、極端に乾燥させても固まらないためです。

 

問題は、過度な湿気です。
グラニュー糖は固まりにくい砂糖ではありますが、あまりにも湿度が高い場合には「溶けた結晶同士がくっついてしまいます」ので、固まることもあります。

 

グラニュー糖の保存方法は?

グラニュー糖にも、密閉容器が適しています。
しかし、上白糖が「乾燥させないために密閉容器で保存する」のとはちがい、グラニュー糖の場合には「吸湿させないために密閉容器で保存する」ことになります。

 

また、密閉容器の必要性すら低いと言えます。

 

通常、グラニュー糖は固まりません。
グラニュー糖が溶けて固まってしまうほどの湿度というのは一般的な家庭では考えられないことですので、必ずしも密閉容器にこだわる必要はありません。

 

固まったグラニュー糖を戻すには?

基本的に、グラニュー糖は元に戻せません。
しかし、オーブンや電子レンジなどで温めると、溶けて固まっていた砂糖の結晶同士が解れやすくなります。

 

元通りにはなりませんが、(一時的には)使いやすくなります。

 

砂糖は、種類により固まる仕組みが異なります。一般的に、上白糖は「乾燥により固まる」という特徴を持ち、グラニュー糖は「過湿により固まる」という特徴を持ちます。また、上白糖は軽度の乾燥でも固まることがありますが、グラニュー糖はよほどの過湿にならなければ固まりません。よって、まずは(グラニュー糖よりも)上白糖の保存方法に注意を払うべきだと考えられています。

 

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