お弁当箱の材質の違いは?

お弁当箱の材質の違いは?

お弁当箱には、多くの材質があります。

 

一般的には、3種類です。
「プラスチック(PP:ポリプロピレン)」「金属(アルミニウム合金やステンレスなど」「木材(曲げわっぱなど)」が広く普及しています。

 

変わったところでは、琺瑯のお弁当箱などもあります。

 

どの材質にも一長一短があります。
密閉性や価格を重視するのであればプラスチック(ポリプロピレン)製が優れていますし、洗いやすさを重視するのであれば金属製が優れています。

 

曲げわっぱに関しては、表面処理の違いにより異なります。

 

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プラスチックのお弁当箱

プラスチックのお弁当箱

もっとも普及しているのがプラスチック製のお弁当箱です。

 

密閉性が高いのが魅力です。
金属や木材のお弁当箱と比べると「形状の自由度が高い」ため、汁漏れのリスクの少ない密閉性の高いお弁当箱である傾向にあります。

 

そのため、温かいうちに蓋を閉めてしまうと開きにくくなります。

 

また、安価であることも魅力です。
他の材質に比べると比較的安価に販売されていますので、「サイズ選びの参考」などのためには有難い存在となります。

 

しかし、洗い難さの欠点があります。
プラスチックは油汚れの落ちにくい素材ですので、しっかり丁寧に洗うことや傷が気になるようになってきたら買い替えることがポイントになります。

 

この点を敬遠して金属製のお弁当箱を使っている人も少なくありません。

 

内部URL:僕のお弁当。「お弁当箱にはタッパーがおすすめ?

 

内部URL:僕のお弁当。「お弁当箱のサイズは?

 

金属製のお弁当箱

金属製のお弁当箱

金属製のお弁当箱は、清潔に管理できるのが魅力です。

 

アルミとステンレスがあります。
一般的には「金属のお弁当箱=アルミのお弁当箱」ですが、耐食性に優れる「ステンレスのお弁当箱」にも人気があります。

 

しかし、保温庫を使う場合にはアルミでなければいけません。

 

熱伝導率に優れているためです。
アルミは熱伝導率に優れた素材であり、温度が伝わりやすいからこそ(保温庫に入れても)食中毒のリスクが高まる温度帯を素早く通過できます。

 

  • 熱伝導率(W/m・K)
    • アルミニウム:204.00
    • ステンレス:16.00
    • ポリプロピレン:0.125
    • 木材(杉や檜など):0.120

 

ステンレスは、熱伝導率に問題があります。

 

保温庫は、65℃以上で管理されます。
設定温度には多少の違いはあるものの、(お弁当の中身が)多くの微生物を失活させることのできる温度(60℃以上)にならなければ意味がありません。

 

そのため、熱伝導率に優れたアルミのお弁当箱が指定されます。

 

金属のお弁当箱は清潔です。しかし、耐食性の問題がありますので、「長時間にわたって強い酸(梅干しやトマトソースなど)に触れさせない」「(異種金属接触腐食を防ぐために)濡れた状態でアルミとステンレスを接触させない」ことなどがポイントになります。これらの点さえ守られていれば、「一生使い続けることのできるお弁当箱」でもあります。

 

木(曲げわっぱ)のお弁当箱

木(曲げわっぱ)のお弁当箱

木材は、木のぬくもりが魅力です。

 

曲げわっぱは、表面処理の違いに注意が必要です。
主なものとしては「白木(無塗装)」「漆塗り」「ウレタン塗装」などがあり、以下のような特徴の違いがあります。

 

  • 白木:湿度調節によりご飯が美味しく保たれる
  • 漆塗り:湿度は調節されないが、抗菌性に優れる
  • ウレタン塗装:湿度調節はされないが、手入れが楽

 

表面処理には、好みが分かれます。
曲げわっぱ本来の魅力を重視するのであれば「白木がおすすめ」ですが、油もののおかずを好む場合には漆塗りやウレタン塗装も悪くありません。

 

ちなみに、僕はシミになるのを嫌ってウレタン塗装のものを使っています。

 

 

保温タイプのお弁当箱やスープジャー

保温タイプのお弁当箱やスープジャー

お弁当箱は、保温できるものがあります。

 

多くは魔法瓶構造です。
保温ポットや水筒の中に容器(スープ容器、ご飯容器、おかず容器)が入るとイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。

 

また、最近ではスープジャーも人気です。

 

僕はスープジャーを使っています。
お弁当箱は保温できないタイプ(プラスチック、アルミ、ステンレス、曲げわっぱなど)を好んで使っているため、温かいスープはありがたい存在です。

 

保温タイプは、温度管理がポイントです。
食中毒の原因となる微生物の多くは「人の体温(37℃前後)」付近で最も増殖しやすくなりますので、温度が下がりすぎないように注意する必要があります。

 

特に、気温の低い季節には要注意です。

 

内部URL:僕のお弁当。「冷めるスープジャーは腐る?

 

お弁当箱には、材質により異なる魅力があります。プラスチックは「密閉性が高いこと」が魅力ですし、金属は「清潔であること」、木製は「湿度調節と温かな雰囲気」が魅力になります。使用条件には個人差がありますので、お弁当箱の素材は「自分の求めている条件に照らし合わせて選ぶ」ことがポイントになります。

 

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